Single Molt
Whisey
Speyside
Malt スペイサイド・モルト
モルトウイスキーの中で最も有名な地域。数々の名酒を造り出しています。地理的には
スコットランド東北部を流れるスペイ川流域を中心に集中しており、スコットランド内の蒸留所
の半数近くが存在しています。それは水と気候がモルトつくりに適しており、華やかな香りと
バランスのとれた味わいのものが多く造り出されています。
グレンフィディック ザ・マッカラン ザ・グリンリヴェット ザ・ヴァルベニー
グレンファークラス スペイバーン その他
Islay
Malt アイラ・モルト
アイラ・モルトとはスコットランドの西、大西洋に浮かぶ島で造られるウイスキーのことです。
全モルトウイスキーの中で最も個性的であり人気の高いアイテムが揃ったカテゴリーです。
海岸沿いで、熟成されるため潮の香りと濃厚なヨード香を持った物が多く、スモーキーで
ヘビーな味わいが特徴です。
アードベック ボウモア ラフロイグ カリラ ラガヴーリン アイリーク
Campbeltown
Malt キャンベルタウン・モルト
ハイランドの南西部でアイラに程近い大西洋に向かって突き出した半島に位置しています。
かつてウイスキー産業の中心として繁栄していましたがそのほとんどが姿を消しています。
しかし今もなお、そこで造られるモルトは大変優れており、厚みあるコクと潮風で育まれた
豊かな芳香で根強いファンに愛され続けています。
スプリングバンク グレンスコシア
New
Zealand Malt ニュージーランド・モルト
ニュージーランドは南半球に位置する風光明媚な島国です。近年、いくつかの蒸留所で
シングルモルトウイスキーが造られています。味わいはライトで少しピート香を感じること
ができ、飲み口良く造られています。これからの熟成が楽しみな、新しい国のモルトウイ
スキーです。
ミルフォード
Highland
Malt ハイランド・モルト
スコットランドの北部でスペイサイドを除いた大部分がハイランドであり広範囲に渡って
蒸留所が点在しています。その中にあって個性の強いものばかりでひとつの特徴をあげると
言えば豊かなピート香と力強い辛口のものが多いことです。品質の高さは勿論のこと蒸留所
ごとに違う地域性や個性を飲み比べて楽しめるのもハイランドの魅力です。
ロイヤルロッホ・ナガー グレンモーレンジ ダルモア その他
Lowland
malt ローランド・モルト
スコットランドの南に位置し産業革命の後、ブレンデット・ウイスキーが発展し、生産の中心
地域となっているが昔ながらのモルト蒸留所は極く少数。しかしその品質、味わいは
他に決して引けをとるものではなく多くの人に支持されています。強い個性は無いものの軽い
芳香性とドライで爽やかな味わいを持つ穏やかな酒質が最大の魅力です。
オーヘントッシャン リトルミル グレンキンチー
Islands
Malt アイランズ・モルト
スコットランドの周辺海域に点在する島々でも古くからウイスキーが造られていました。
比較的大きな島々には水もピートも充分に恵まれていたからです。
歴史的にも古い蒸留所がほとんどで、いずれもウイスキーの歴史と供に歩んでいます。
一般的には爽快で刺激的なピート香に富んでいますが、味わいの面から見ればドライから
スイートまで幅広い魅力に満ちたアイテムが揃っています。
ハイランドパーク タリスカー スキャパ アイル・オブ・ジュラ ジ・アラン
Grain
Whisky グレーン・ウイスキー
トウモロコシや大麦、小麦等を原料に造られるソフトでマイルドなウイスキー。
通常はモルト・ウイスキーとのブレンド用に使用されています。
穏やかな風味とピート香を付けていない本来の熟成香が楽しめます。
現在8ヶ所のグレーン蒸留所が稼動中です。
キャメロンブリッジ インヴァーゴードン
Vated
Malt ヴァッテッド・モルト
メーカーが所有しているモルトまたは地域ごとのモルト同士をヴァンティングし造られて
います。グレーンウイスキーを混ぜないことでそれぞれの蒸留所の個性が楽しめます。
モルトファンのみならず一度は味わっていただきたいアイテムです。
バランタイン・ピュアモルト ザ・フェイマスグラウス その他
Bottler's
Brand ボトラーズブランド
スコットランドにおいて瓶詰め設備を持っている蒸留所はごくわずかしかなく、親会社が
所有している瓶詰め工場でボトリングされる以外に、瓶詰め会社が蒸留所から樽ごと
原酒を買い取り、独自の熟成庫と瓶詰め設備でボトリングした商品のことをボトラーズ
ブランドと呼んでいます。オフィシャルにはない蒸留年・熟成年数のモルトを楽しむことが
出来るのもひとえにこのボトラーズの存在によります。
キングスバリー ダン・イーディアン
Flower&Animal 花と動物シリーズ
ユナイテッドディスティラーズ&ヴィントナーズ社が所有する蒸留所のモルトを各地方の
花と動物のラベルをつけて売り出したものです。当初は、各地域限定のものでしたが
需要があったため、多くシリーズ化されました。各蒸留所の特徴をあますところなく備えた
ボトルたちを美しいボトルと共に楽しむことが出来ます。
モートラック ストラスミル ダルユーイン カリラ 他全21種類
Scotch
Whisky スコッチ・ウイスキー
スコッチ・ウイスキーとはスコットランドの歴史と風土に育まれ、この地で熟成されたウイスキーの
総称をいいます。大別すると、シングル・モルトとブレンデットに分類されますが、一般的にスコッチ
といえば、ブレンデット・ウイスキーのことを指します。その歴史は古く15世紀にまでさかのぼり、
今日に至ってもなお、ウイスキーの王道を歩み続けています。
バランタイン ザ・フェイマス・グラウス シーバス・リーバル ウシュクベー
オールドパー ホワイト&マッカイ ベル カティーサーク その他全21本
Irish
Whisky アイリッシュ・ウイスキー
ウイスキー誕生の地、アイルランド島で造られています。マイルドでありながら、穀物の香味が
溶け込んでいるような味わいです。18世紀、ロシアのピョートル大帝は「アイリッシュ・ウイスキー
こそ、あらゆる酒のなかで最良のもの」と賞賛しました。
アイルランドはウイスキー発祥の地と言われており、12世紀頃から造り続けられている長い歴史が
あります。現在では蒸留の回数が3回から2回へ変わったり、ピート香の付けられた商品も造られる
など新たなアイリッシュ・ウイスキーとして進化しています。それでも古くから受け継がれている伝統と
原料由来の香味が溶け込んだ味わいは今もなお健在です。
ジェムソン タラモア・デュー ブッシュミルズ ミラー その他
Bourbon
Whisky バーボン・ウイスキー
世界5大ウイスキーの一つであるアメリカンウイスキーを代表する酒群です。
厳しい製造規定により品質の安定が守られています。主原料はトウモロコシで、51%以上使用し
内側を焦がしたホワイトオーク樽で2年以上熟成されたものとされています。
強いコクと重厚な飲み口が特徴ですが、近年はライト・タイプの飲みやすいアイテムも増えています。
I・Wハーパー ワイルド・ターキー メーカーズ・マーク フォア・ローゼス
エヴァン・ウイリアムス エズラ ブラントン ヴェリー フィッツジェラルド
ヘンリーマッケンナ ヴァージン ザ・イエロー・ローズ オールド・チャーター その他
Rye
Whisky ライ・ウイスキー
バーボンよりも古い歴史を持ち、東部ペンシルバニアで造られたのが始まりと言われています。
原料としてライ麦を使用し、ほのかな苦味と甘みが印象的です。バーボンとは造り方も近く、
兄弟のような関係と言われます。本場アメリカではその人気も高く、多くのウイスキーファンに
親しまれています。日本では通向きのウイスキーと言えます。
American
Blended Whiskey アメリカンブレンデット
アメリカンブレンデットはストレートウイスキーを20%以上使用し、更にウイスキーやスピリッツを
ブレンドしたものです。軽快な口当たりが特徴です。
Corn
Whisky コーン・ウイスキー
コーンを80%以上使用することにより、バーボンよりも柔らかな風味に仕上がっています。
Tennessee
Whiskey テネシー・ウイスキー
バーボンとは一線を画したまろやかな味わいと、円熟に達した塾成香を兼ね備えた人気の酒群です。
製造工程もバーボンとは異なり、樽熟成前にサトウカエデのチャコールフィルターで濾過する有名な
チャコール・メロウィングという工程をたどることで味わいが決定づけられます。華やかな香りと
やわらかな口当たりは、飲む人に満足感を与えています。
Canadian
Whisky カナディアン・ウイスキー
世界5大ウイスキーの中でもっとも穏やかでバランスのとれた風味を持つのがカナディアン・ウイスキー
です。それまでのライ麦を主体にしたヘビーなウイスキーからトウモロコシをブレンドして造られるクセのない
ライトなウイスキーへ変化しています。その個性的な味わいで、現在の地位を不動のものとしています。
Cognac コニャック
数あるブランディーの中でもトップに君臨するのがこのコニャックです。フランス南西部が産地で原料の
ブドウから製造方法に至るまでのAOC法の厳しい規制の下で造られています。味、香り共に他の
ブランディーとは一線を画しており、世界中で愛飲され続けています。深い味わいに富んだ優秀な酒群です。
ヘネシー ・ レミーマルタン ・ カミュ ・ マーテル ・ クルボアジェ ・ ラーセン ・ オタール
シャバッセ ・ ゴーティエ ・ ポリニャック ・ レオポルド ・ ポールジロー ・ ジャン・フィユー
French
brandy フランス産ブランディー
フランスブランディーとは、コニャック、アルマニャック以外のフランスで造られるグレープ・ブランデーの総称。
製造過程でコニャックやアルマニャックがブレンドされるケースが増えてきたため、質の高い商品が
増えてきています。
Armagnac アルマニャック
ブランデー本場のフランスにおいてコニャックと共に双璧をなすアルマニャック。ピレネー山脈に近い
アルマニャック地方で生産されており、AOC法のもと厳しい管理のもと造られています。
コニャックよりも力強く、フレッシュな味わいに仕上がっており、高い支持を得ています。
Calvados カルヴァドス
他のブランデーと違いリンゴを主原料としたブランデーがこのカルヴァドスです。フランスのノルマンディー
地方の特産酒で、ボルドー・ワインやコニャックと同様にAOC法の厳しい管理下のもと造られており、特に
ペイ・ドージュ地区のものは優良とされてます。グレープ・ブランデーとは一味違ったフルーティーな味わい
で人気の酒群です。
Marc マール
ワイン生産国として有名なフランス産のブランデー。ワイン醸造時の搾り残し部分を再発酵させて造られた
いわゆる粕取りブランデーです。正式にはオー・ド・ヴィー・ド・マールと呼ばれています。原料由来のまろや
かな香りと熟成による樽香が特徴です。
Grappa グラッパ
ワイン生産の際のブドウの搾り残し再発酵させてブランデーにしたもの。フランスのマールと共に有名なのが
このグラッパです。イタリアのヴェネト州パッサーノ・デル・グラッパ村の特産酒だったことからグラッパと
呼ばれています。マールと違い樽熟成されておらず、無色透明に仕上がっているのが特徴です。
Tequila テキーラ
メキシコのハリスコ州テキーラ村で造られる特産酒です。地酒的存在であったテキーラでしたが、
メキシコ・オリンピックを期に世界中に広がり、現在では四大スピリッツの一つに数えられています。
種類としては、カクテルベースに最適なホワイト、樽熟成をしたレポサド、アネホと分類され、
それぞれの個性が楽しめる酒群です。
クエルヴォ サウザ エル・ジマドール エラドゥーラ その他
ポルフィディオ ハラナ オルメカ
Rum ラム
コロンブスの新大陸発見により原料のサトウキビを南欧から西インド諸島に持ち込み蒸留したのが
始まりとされています。以後、蒸留技術を得たイギリス人によって広められ世界四大スピリッツの一つに
数えるまでになっています。一般的には色で大別し、ホワイト、ゴールド、ダークの三つに分類されます。
レモン・ハート バカルディ ロンリコ マイヤーズ アプルトン
サンタ・テレサ メルコン その他
Gin ジン
1660年にオランダの医師が薬酒として造ったのが始まりです。原料にはトウモロコシ、大麦、ライ麦を
使用し、蒸留後にジュニパーベリーや各種ハーブ系なので風味付けしています。
イギリス・オランダ・ドイツなどが主流で、カクテルには欠かせない存在となっています。
Korn コルン
ドイツで造られるスピリッツであるコルン。穀物を意味するとおり、原料も様々な穀物を主体としています。
現在は、ECの規定により「一切の香り付けをしていないもの」とされています。ジン等とは違い、原料由来
のありのままの香りと風味を楽しめます。
Pinga ピンガ
ブラジル特産のサトウキビ原料の蒸留酒。製法は搾り汁を発酵、蒸留して造られますが搾り汁に水を加え
ないのでラムとは違う味わいが生まれます。原料サトウキビの甘やかな香りと味わいが魅力の酒群です。
Mezcal メスカル
メキシコを代表するスピリッツであるテキーラの、指定原料、地域以外でアガベを原料に造られた蒸留酒を
メスカルと呼びます。テキーラにも勝るとも劣らないその品質と風味で多くの人々に愛飲されており、
より地域的傾向の強いアイテムとして人気を集めています。
Aquavit アクアヴィット
ジャガイモを主原料としたスピリッツのことをアクアヴィットと呼びます。主に北ヨーロッパで造られており、
原料を糖化し発酵、蒸留後にハーブ、スパイス類で香り付けをされ仕上げられています。個性味に溢れた
芳香とまろやかな味わいで多くのファンをつかんで離さないお酒です。
Mekong メコン
米やサトウキビを原料に蒸留し造られ、タイではポピュラーなスピリッツとして知られています。
カラメル等で風味、色合いなど整えられており、独特な風味と、その豊かな香りで注目を集めています。
タイの国民酒ともいえ、現地では食事と共にソーダ割りや水割りなどで楽しまれています。
Liqueur リキュール
蒸留酒に薬草や果実などのフレーバーを加え、別の味わいと香り、色を持たせた酒の総称をいいます。
種類も多く使用する主原料や製法などにより、フルーツ系、ビター系、種子系に分類するのが一般的です。
香りや味わい、風味などバラエティー豊かに楽しめる個性的な”液体の宝石”が集合しています。
Liqueur ビター系 50種類
薬用酒として始まり、リキュールの元祖とも言えるカテゴリーです。薬草、ハーブ、スパイスなどを
ベースとなるスピリッツに配合して造られ、苦味の効いた風味が特徴です。カクテルのアクセント付けや
アペリティフなどに活用でき、食欲増進や、体調回復などの効果が期待出来るアイテムが揃っています。
Liqueur フルーツ系
近代の食文化の変化により生まれたフルーツ系リキュール。リキュール本来の薬用効果により、主原料の
風味を生かした味わいに重点を置いています。フルーツの数ほど種類は存在すると言っても過言ではありません。
カクテルでの需要も高く、手軽に味わえるお酒としても人気の高いアイテムが豊富に揃っています。
シュペヒト ルジェ グランマルニエ ガブリエル・ブディエ
オルデスローエ モラン モナン エギュベル その他
Liqueur 種子系
果実の種子、核、ナッツ、コーヒーなどを原料にしたリキュールを種子系として紹介しています。
濃厚で個性的なお酒が多く、素材の持ち味を余すところなく生かした新感覚のリキュールとして人気があります。
ロック、ストレートで飲むことが定番ですが、”カルーアミルク”を代表するようにカクテルとしても活躍しています。
Liqueur 特殊系
近年の技術の向上における新しいカテゴリーとして年々人気が高まっている酒群です。
アルコールと融合したクリーム分がソフトな口当たりと濃厚な味わいを約束してくれます。
甘口のリキュールが多く、飲む人を選ばずミルク割りなどで手軽に楽しめることから使用頻度の
高いアイテムが数多く存在しています。
Champagne シャンパン
フランスのシャンパーニュ地方のみで収穫されたブドウを使用し、歴史的製法により造られたもの
だけをシャンパーンと呼びます。この優雅な味わいに魅せられた世界各国の人々は数多く、
飲む人に優雅で気品に満ちた味わいを与えてくれます。
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