<広島風お好み焼き・通・の食べ方>  <上手なコテの使い方>


 ☆ お好み焼きは健康食の代表 ☆


  
お好み焼きは、脂が多いから太るのでは?と思っている人も多いと思いますが
  そんなことはありません。例えば、卵や肉は、タンパク質や脂質・ビタミンBを
  野菜類はビタミンAやCを含みます。一日に30品目を摂取すると健康に良い
  と言われるうちの、12品目を取る事が出来ます。
  また、野菜は植物繊維が豊富なので、胃腸の働きを活発にしたり、余分な脂肪を
  取り除いたり、コレステロールや塩分を体の外へ出す働きをします。
  栄養のバランスも良く、ヘルシーで健康的な食べ物の代表格と言えます。

  
 ☆ お好み焼きの美味しい焼き方 ☆

  
お好み焼きを焼く時、コテで生地を押さえるのと押さえないのとでは、どっちが
  美味しく焼けるのだろうか?お店ごとに味が違うように、焼き方も違います。
  具によって、何度ひっくり返すかを決めているお店もあります。
  多くのお店が、生地に卵が入っていたら押さえないで、出来るだけ生地に触らない
  で焼くように、と言うことを心がけています。
  溶き卵を焼くと、ふんわり膨らんできます。小麦粉に混ぜた卵も、空気を含んで
  ふくらみます。だから叩いたり、何度も返したりして、中の空気を抜かないように
  そっと見守るのが一番良いと思います。では卵が入っていなければ、コテで突いたり
  してもいいのでしょうか?その答えはNOです。
  生地に卵が入っていなくても、とにかく触らずに、我慢したほうが良いそうです。

 ☆ お好み焼きをコテで食べるわけ ☆

  
コテを使って食べるのは、主に広島や大阪などの西日本ですが、かつては大阪方面でも
  箸を使ってお好み焼きを食べていたようです。では何がきっかけでコテが広まったの
  でしょうか?これはどうも屋台と関係があるようです。
  割り箸などと言う便利な物は無い戦後の頃に、焼く時に使うコテ、取り皿や箸を洗う
  のが手間だと思ったお好み焼き店のご主人が考えたのが始まりだそうです。
  そのため、普通のコテより小さめで、焼くにも切るにも食べるのにも適当な大きさに
  なったそうです。


 ☆ お好み焼きの名称 ☆

  
東京では「もんじゃ焼き」仙台の「どんどん焼き」広島の「広島焼(広島風)」名古屋で聞いた
  「神戸焼き」京都の「ベタ焼き」熊本のたくあん入り「洋食焼き」などです。
  「神戸焼き」は生地にキャベツを混ぜ、後の具は重ねて焼きます。混ぜ焼きの大阪風と
  重ね焼きの広島風の中間なので広島と大阪の中間を取って「神戸」と言う訳です。
  「ベタ焼きは」薄焼きの生地にキャベツや具をのせて焼き、卵をのせたものです。
  ちなみに豚玉は昔は豚のお好み焼きと呼ばれていたそうです。

 ☆ 鉄板の厚みに美味さの秘訣 ☆

  
家庭ではホットプレートで調理しますが、お店で焼くのとでは格段に美味しさが違います。
  その理由は鉄板にあります。
  だが、鉄板が薄いものでは、特に鉄板を使う意味は余りありません。
  厚手の鉄板が旨く焼き上げるのに適して理由は、鉄板に厚みがある場合、多量の熱を蓄え
  その熱を焼いている材料に平均に供給する事が出来るからです。
  薄い鉄板だと、部分的に熱の強い場所と弱い場所ができ、これが焼きむらを生じさせる原因
  となります。薄い鉄板ですと、焼けていない部分があるのにあるのに一方では焦げてしまった
  りします。


 ☆ 油脂の性質 ☆

  
お好み焼を作るとき、お店ではラードやヘット、サラダ油などを使います。それではこの油脂の
  性質の違いを調べましょう。ラード(豚油)は、27〜40℃で溶け、香りや甘みがあります。
  酸化しやすいので長期の保存には注意が必要です。ヘット(牛脂)は、40〜46℃と溶ける
  温度が高く、冷めると舌触りがあまり良くありません。サラダ油は、低温でも固まらないので
  家庭でお好み焼きを作るのには使いやすいでしょう。
 
 

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